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あけび蔓のかご


手編みのかごを持つことが粋だと思う感覚は、きっと現代だからこそでしょうね。
あけび蔓のかご_e0156222_23272442.jpg

津軽では、農作業で使う衣服をこぎん刺しのように工夫をしてこしらえていた習いのほかに
畑の野菜などを入れる籠をあけびの蔓(つる)などで編んで細工することは普段の生活の中の一つの技としてずっと伝えられてきました。

ところで、三内丸山遺跡をご存知ですか?
5年前に初めて訪れました。
巨大な遺跡です。
歴史に疎い私でも興味を持ったのは、
時季毎に移動しながら集団生活(といっても大集団です)を行っていたと
いうことです。
どんだけ団結してるんだろう?!
あるいは、どんだけ過酷な環境だったんだろう?!
(絶対移住しなければならないくらいなのだとしたら)
もう一度行ってみて、いろいろ知りたい遺跡です。少し話がそれました・・・;

ここでもイグサ科の植物で編んだとされる編みかごが発見されています。
そのかごには、クルミが入っていたといいます。
つまり、縄文時代から、植物の茎や蔓などで「編む」技術と、
食料などを入れる「かご」という道具があったということです。

それから現代にいたるまでずっと残されているこの技術と道具を考えると
日々の暮らしに根ざした技で、「要具」といえるかもしれません。

もみの木のあけびかごは弘前の みかみ工芸さん に直接参り、見惚れて東京につれて帰ってきたものばかりです。東北の山々で秋ごろ採れるあけび蔓をまず一年以上三年くらいは完全に乾くまで干し続けるのだそうです。
手間ひまかけて技を編みこむ あけびかご。
永く愛用していただけます。100年はもちます。
おばあちゃん、おかあさん、まごちゃん・・・と三代で使えるほど堅牢です。
あけび蔓のかご_e0156222_23125217.jpg

そして、年月をかさねるほど、いい味がでます。 

蔓つながり→*12月のワークショップのお知らせ
Commented by あきのさくら at 2008-11-27 00:11 x
あけびかご、メロメロです~♪
手に持つたびにホッとします。手というか身体がね、安心するのがわかります。

ステキな作品をありがとうございました!
魔女道具入れて、明日早速、横浜へもっていきまーす。

あけびかご、次回の入荷を楽しみにしています。
(まだ買うのか!籠フェチのサガね)
Commented by atelier_mominoki at 2008-11-27 01:07
♪さくらさん♪

さくらさん、本日も ありがとうございました!!
私の朝の予知夢はぴったんこでした!
しかも、かごみちゃんはさくらさんを選びました。
そして、さくらさんもかごみちゃんを選んで下さり!
ほんまにぴったんこ!

おうちに帰るさくらさん、ばっちりかごみちゃんと溶け合っていて
pioさんと娘と引き続き絶賛でした。(・・・どんだけひっぱるねん;て)
しあわせもんのかごみです。どうぞ、変わらず
ご寵愛いただきますよう・・・

m(_ _)m
by atelier_mominoki | 2008-11-22 23:27 | Comments(2)

thanks…♪ since2008


by momi