ここからまた
2013年 05月 20日
店を閉めても、
こうしてつながってくれている
作家さんやお客さまがいる。
つながれる場がある。
ギャラリーころころ
そもそも、私がお店を開くなんて想像もしていなかった。
幼い頃はパン屋になりたかった。
少し大きくなるとレコード屋になりたかった。
中学の頃は、建築家になりたくて、
高校に入ったら、絵描きになりたくなった。
結局、学校の美術教員になって、
だいすきな子どもたちのようにピチピチ生きていたかっただけだったのに気がついて。
どんどん日々をこなすだけになり、ボロボロになり、とうとう手放した。
またわくわくすることをしたくて、
探しに旅に出た。
気づいたら、子どもの頃に居た東京に戻り、店を開いていた。
知らないひとを待つことを知る。
知っているひとと距離を保つことを知る。
初めて、自分の足で旅を始められた気がする。
まだまだ知らないことがあるが、
旅の途中、こんな気ままな私を、
そっと見守る、励ます、支えてくれる、、ときに放っておいてくれる友人や家族、近くにも遠くにもさまざまな人に出逢える、
不思議なお恵みを与ってきた。
かげにひなたに、智恵や勇気、愛情を分けてもらっている。
きっといつまでも中身は子どものままなんだけど、子どもの頃よりは人からの影響や人からの愛を感じられるようになったと思う。
そのことで、そんな自分のこともより大切に考えるようになったと思う。
少し成長できた気がする。
感謝を忘れず、恩をまわしていけるよう
日々を生きたい…ぼちぼちと。
ありがとうございます。
by atelier_mominoki
| 2013-05-20 23:03
| みゃくみゃく
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